犬と暮らそう! 躾編-3
STEP14
犬と暮らそうY
お散歩にいこう。その1
こちらは犬と暮らし始めた方の為の講座です。
お外に馴らせよう。
スキンシップも進んできたら、今度はお外の空気や音に馴らしていきましょう。
ワクチンが完成する3−4ヶ月までは他の犬との接触は控えなくてはなりませんが、社会化に一番重要なこの時期をお家でだけ過ごさせるのは勿体無いです。
地面を歩かせたり、他の犬との触れ合いは出来なくても、抱っこしたり、キャリーバックに入れたりしてお家の周りをぐるりと歩いてみましょう。
車の音や自転車、すれ違う人などお外は子犬にとって新鮮な驚きに満ちています。
怖がるかな?興味津々かな?楽しそうかな?震えてるかな?
一つ一つ反応を見ながら歩いてみると、その子にとっての「怖い」や「興味」の対象が分かります。
中には怖くて緊張して震えたり、フケがどばっと出る事もありますが、そんな時は無理して遠出せず、言葉をかけながら近い場所から馴らしてあげてください。
犬は人間の感情に敏感ですから、まずはママやパパが楽しんで。その楽しい気持ちを子犬に伝えてあげてくださいね。
どうしても、びくびくしてお外を嫌がるようなら、ベランダやお庭で空気に慣れる事からはじめてください。
大切なのは、子犬に無理をさせない事です。
お外を歩こう。
お散歩は犬にとって気分転換や日光浴、そして運動と三つの意味で大切な習慣です。
気分転換や日光浴はベランダやお庭でも出来ますが、運動は余程広い家でないと出来ませんので、通常、お散歩といったら、まず運動、だと考えてください。
子犬のうちは、外を怖がらないようにすること、パパやママの脇をまっすぐ歩く事を覚えさせるのが大切です。
力の強い小型犬や中型犬はリードを強く引いてパパやママを引きずりまわさないように教える事も必要になります。
マーキングを覚えた男の子だと、電柱から電柱へのマーキングポイントをあっちこっち渡り歩くケースがありますが、これは衛生的でありませんし、運動にもなりません。
人間側が早歩きになる程度の速度で最低でも20分はとことこ歩きましょう。あっちこっちふらふらするのはそれが終わってからで充分です。
お散歩から帰ってきたら、水を飲んでごろりと横になってしまう・・という位が適度だと思ってください。
ただし、初めての子犬は過度の運動は控えてくださいね。
では、お散歩に行きましょう。
*お散歩の準備
お散歩に出る前には出来るだけ排泄を済ませます。また食後すぐの運動はよくありませんので、ご飯から1時間くらい間をおいてからお出かけするようにしましょう。
わんこの準備→カラーとリードはしっかりつけて。ちゃんと玄関の中でリードを装着するのが基本ですよ。
お散歩の掟!
「玄関の内側から始まり、玄関の内側で終わるのがお散歩の基本!」
「リードは命綱です。法律でもノーリードは禁止ですが、何より大切な犬の命を守るもの」
ママとパパの準備→ティッシュペーパー(トイレットペーパー)、
うんち用のビニール袋、
小さなタオル、
水の入ったペットボトル(おしっこを流します。暑い日は飲み水としても使えます)、
消臭スプレートイレの後の臭い消しにつかいます。市販のものを小分けして持ち歩くと楽 ですよ。)
ご褒美(お散歩中の躾に使います)
トイレシーツ(お外でのトイレ躾に使います)
準備が出来たら、まず玄関でリードを左手でしっかりと持って、「待て」です。犬が待っている状態で初めてドアを開けて人間から先に外へでます。マンションの人は抱きかかえていきましょうね。
門があるお家も同じですよ。必ずパパママが先に出て、それから犬を呼んで出かけます。これは車を降りる時やお店に行った時にも応用します。人間が先に出て、犬を誘導する事で、思わぬ飛び出しによる事故を防ぎます。
*歩いてみよう
お外で出たら、リードをしっかり持って、犬がどんな反応を示すか見てみましょう。
大喜びで飛び出そうとする子。怖くてその場で固まってしまう子。取りあえず用心深く地面の臭いをかいで見る子。色々な子がいます。
大喜びで飛び出していく子は、人間よりも前にいかないように教えて上げなくてはいけませんし、怖がりな子はじっくりと様子を見て、震えているようならすぐに歩かせずに落ち着くまで待ちましょう。15分くらい待っても反応を示さないようなら、だっこして家の周りを一周するくらいで戻ります。地面に興味のある子なら、人間が数歩先に進み、振り返って名前を呼んでみます。とことこ歩いてくるようなら、それを繰り返してまずは家の外を一周。
お散歩デビューの初日は5分でも充分です。
怖がりさんは、いきなり公道デビューは難しいので、空き地や路地裏など車や人の来ない場所まで抱いて連れて行き、そこでうろうろする事からはじめましょう。
リードはつけたまま、人間がちょっと離れて、すわり、名前を呼んでご褒美をあげたりしてとにかく地面やアスファルトの上を歩く事に慣れさせます。お外は怖くないよ、と根気よく教えてあげましょう。
元気な子は、外の空気を存分に味あわせると共に、ママやパパの左について歩く、と言う事を教えますよ。
先に行こうとしたら、ピタリと人間は止まり、反対側を向き歩きます。これを繰り返して、犬に自分が行きたい方向に行くわけではなく、パパやママの行く方向に自分も合わせて歩くんだな・・とじっくりと教えてあげましょう。
ある程度馴れてきたら、早歩きで人間が進み、犬がぎりぎりで付いて来るのを見計らって、「えらいね」「いいこだね」と褒めてあげるのも1つの手です。そうする事によって、犬は早歩きではなく、ママやパパの隣で歩くと褒めてもらえる、と理解してくれます。
くんくん臭いを確かめる慎重派さんは褒めるのとご褒美で取りあえず前を進むのを覚えてもらいましょう。
この手のタイプで困るのは、犬が数歩行くと見端をくんくんして止まってしまい、なかなか前に進めないことです。しかし、ここで人間が好きにさせてしまうと、お散歩=臭い嗅ぎ、になってしまいます。
犬は臭いを嗅ぐ事でストレス発散や情報収集をはかるので、これを全てダメとしてしまうわけにはいきませんがして良い場所は人間が選ぶようにします。1番の目的は歩く事です。
*注意
普通に歩いていれば人間も分かると思いますが、道端には汚い裳の危険な物が沢山落ちています。
タバコの吸殻やガラスの破片、ガムやらタンやらうんちやら、食べかすやら数え上げればきりがありません。
靴を履いて二本足で歩く人間と違い、犬は地面に近い場所を歩きます。そして、子犬は興味があれば何でもクンクンして食べてしまったりします。ママとパパは前後左右・地面に気を配り、子犬の安全を守りましょう。
子犬と歩く場合は、とにかく路面に注意ですよ。火の消えていないタバコで足を焼けどした子もいますからね。
路面に注意して歩けば、小銭だって拾えます。一石二鳥です。
また、散歩のはじめは人込みを避けて歩きましょう。いきなり夕方の商店街へ連れて行ったり、環状線脇を練り歩くのは子犬を怯えさせてしまいます。
次は・・・・参考写真!デュオと一緒に、お散歩へGO!です♪