犬と暮らそう! 初心者編
STEP9 子犬と暮らそう!V スキンシップ
こちらは犬と暮らし始めた方の為の講座です。


両脇と胸のあたりをしっかりと押さえて、50cm前後持ち上げます。暴れても離さずに大人しく力を抜いてぶらぶら揺らせるようになったら、褒めて下ろしてあげますよ。ダックスやコーギーの場合は背骨に負担をかけないように気をつけてね。とにかく、ママやパパの手にかかったら大人しくしてても安心、と教えてあげるようにします。まずは20cmくらいから試してみてくださいね。
抱きしめて大人しくなったら、今度は手や耳を触ります。


耳に触れるようになったら今度は穴にも触れるようにしましょう。耳のお掃除の前段階として、これを是非クリアしてくださいね。
これに慣れたら次はまずティッシュやガーゼに洗浄液をつけて指の届く範囲で綺麗にしてあげます。それもクリアしたら次は綿棒やカンシを使ってもう少し奥までお掃除にチャレンジしてみましょう。特に垂れ耳の子は耳が汚れやすいのでお掃除は是非マスターしてくださいね。





Fお尻をにぎにぎ。
小型犬に必要な肛門嚢絞りをスムーズに行う為に尻尾やお尻周りも慣らしておきましょう。肛門周りの毛を切ったりする時にも役立ちますので、落ち着いている時に尻尾をゆっくりと触りながら持ち上げてじっとしているようなら褒めながらお尻まわりを触ります。
Gカラーに挑戦!
まず、呼び寄せてお膝の前でお座り。上手に出来たらゆっくりとそのままカラーをつけてあげます。
呼び寄せは躾の基本なので、名前を呼んだらすぐにママやパパの所に来るように、上手にリードしましょう。この時期に叱る際名前を呼ぶと「名前=嫌な事」と覚えてしまうので、失敗で怒る時には名前は呼んではいけません。何気ない時に名前を呼んでトコトコやってきたら褒めてご褒美をあげるようにすると「名前=嬉しい」となります。これが出来たらご褒美の前のお座り練習。これはご褒美を少し頭の上に翳すと自然に座る状態になりますので、すかさず「お座り」と声をかけ、それから褒めてすぐご褒美です。カラーをすると嫌がる子もいますが、お散歩には必要ですから、ワクチン前の時からゆっくりゆっくりと慣らしておきましょう。
H片手で素早く抱っこして!
足の間に腕を入れるのが基本形ですが、こちらはもっと素早く、さっと抱き上げる際の方法です。まずは右手を脇の下に入れて、親指と小指を広げて胸の部分をしっかりと支えます(上の写真)。その後上半身を軽く持ち上げて、肘で腰を支えるように抱えて持ち上げます。肘と人間の脇で全身を包むようにして抱き上げるのがコツ。
これをマスターしておくと、散歩中や片手が塞がっている時に素早く安定した抱き方が出来て便利ですよ。腰にも悪影響がないので、安心。ただ・・女性には8s以上の子だときついです。多分・・。
ざっと基本形をあげてみましたが、スキンシップはただ可愛い!と撫でるだけではありません。自分の身体の何処を触られても、ママやパパの手は優しくて気持ちいい、と子供達に教えてあげる大事な機会でもあります。小さい頃から手に慣らしておく事は、先々のお手入れに必要なことですから、嫌がられたとしても諦めずに繰り返し繰り返し続けていきましょう。
生まれたときから人の手に慣れ、充分なコミュニケーションをとれていた子犬はすんなりと新しいママやパパの手を受け入れてくれますが、あまり手をかけない繁殖者やショップなどからやってきた子犬は慣れるまでに時間がかかりやすい傾向があります。
いずれにしても、触ろうとする度に嫌がり歯をむき出すような子のままでは、ブラッシングも爪切りも出来ない子になってしまいますから、ご褒美を活用してじっくりと練習しましょう。